受け入れていく

おおかみこどもの雪と雨という映画を見た。
なんというかお父さんがおおかみっていうすごい設定。普通ならありえん!ってびっくりしてしまう、こんなありえん話って思ってしまうかもしれない。でもそれがすごく自分たちの日常に寄り添う形で進んでいく。
この話、何がすごいってみんなの受け入れていく力やと思った。
まず最初に好きになった人がおおかみやったってことを受け入れる。そして子供ができて、おおかみのお父さんは死んでしまう。それも受け入れて、おおかみになることもできる子供たちを育てていくことを受け入れる。子供たちは自分たちがおおかみであることと戦って受け入れていく。。と、最後までみんないろんなことを受け入れていく。もちろん、葛藤しながら。
これ、おおかみってことが、真ん中にあって進んでいくけど、結局は心の弱さとか強さとかが動いていってて、これはおおかみなんて遠い存在でなくとも、自分らの日常にあるちょっとした誰かと違う何かとか、悩んでしまうこととかと同じような気がした。
跳ね除ける、無視するのは簡単。でもそれを受け入れるってほんまにすごいことやし、自分に必要なことやなあと思いました。



今日はもちろんブッチャーズを聞いてる。
いつでもそこにあって、音楽好きでよかったなあと思う。
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